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柳生新陰流 #11
#11「宗矩と荒木又右衛門」(1982年・S57 OA)

酔っ払いの狼藉者・河合又五郎(西田健)に弟を殺された渡辺数馬(川代家継)に頼られた義兄の荒木又右衛門(天知茂)だが、「弟の仇討ちはNG」の法度が立ち塞がり身動きがとれずにいた。しかし今わの際の藩主のGOサインを貰って、それまでの腰抜け呼ばわり(奥方との仲にも隙間風が吹いたらしい)を払拭すべく、消えた又五郎の行方を追い始めた。

又右衛門の剣の師匠である柳生宗矩(主役・萬屋錦之介)は、別れに訪れた彼に「槍だけは持たすなよ」と忠告し、息子十兵衛(目黒祐樹)をガードにつける。又五郎には彼の伯父・甚左衛門(北町嘉郎)がバックについていたが、又右衛門はその旧知の友とも闘う決意を固め、鍵屋の辻で待ち伏せるのだった…!

*三大討入の一つ、鍵屋の辻の決闘といえばアラカンさんの『剣聖 暁の三十六番斬り』が思い出されるが、完全なパシリ仕様だったあの頃と違って堂々の又右衛門役。荒木又右衛門といえば三十六人斬りだが、ここでは史実に基づいてか(十兵衛が邪魔してか)両刀使いながら控えめな人数だったように思う。

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| TVドラマ(時代劇)::その他(ゲスト) | 08:51 PM | comments (x) | trackback (x) |
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