2013,03,11, Monday
黒岩重吾シリーズ 休日の断崖 (1961年・S36・9月5日~11月28日OA:全13回) KTV 22:00-22:30
(毎日新聞9月5日夕刊より引用) 【社長は他殺とみた】*ほとんど情報のない黒岩シリーズ・デビュー作。
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2012,05,20, Sunday
#1「復讐のメロディー」(1967年・S42・10月17日OA)
雨の夜、子連れの男がバーを訪れた。彼が子供を残して外へ出た途端に響いた銃声に、バーにいた響裕二(天知茂)は飛び出す。路上に倒れた男の体を探っていた犯人は車で逃走した。やがて到着した刑事(池田駿介)は響を見て懐かしそうに声をかける。「響主任、お久しぶりです!」響は警視庁の元デカ長だった。 遺された子供・ヒロシに懐かれた響は、アパートに連れ帰り、3年前に亡くした我が子に想いを馳せる。仕事に邁進するあまり、妻・冴子(野際陽子)の懇願にも耳を貸さずに危篤状態の息子の元に駆け付けられなかった代償は、冷たくなった息子の骸と冷え切った妻の言葉だった。苦い思い出に耽る彼に、ふらりと姿を見せた元上司の小田切警部(丹波哲郎)が更に衝撃的な事実を告げる。使用された凶器は、かつて響が奪われた拳銃だというのだ。 半年ほど前、徹夜明けで家に戻った響は、中で争う妻と見知らぬ男の姿を目撃、揉みあう内に彼の拳銃が暴発、弾は妻に当たった。直後に頭を殴られ倒れた響が気づいた時には、拳銃は消えており、おまけに病院へ運んだ妻までも「探さないでほしい」との書置きを残して失踪してしまい、この事件が原因で懲戒免職となってしまったのだった。 責任を感じた響は犯人捜しを開始。死んだ男が遺した、政界の汚職事件に関する証拠メモを入手するが、ヒロシを人質に取られ、交換を持ちかけられる。密かにメモの撮影と現像を依頼した妻の妹・節子(城野ゆき)をも拉致した相手を前に苦境に陥る響だったが、黒幕(柳永二郎)の妾になっていたヒロシの実母が子供への愛に目覚めたおかげで危機を脱した。だが彼の拳銃を持つ男は流しの殺し屋で、消息は途絶えてしまった。 節子やヒロシ母子と共に墓地に向かった響は、息子の墓前に供えられた真新しい花を発見、妻が来たことを知る。彼女はなぜ逃げているのか、そして拳銃は今どこに――。生来のデカ根性で、今日も響は夜の街を彷徨うのだった。 *唯一現存しているらしい(東映chより)第1話。新聞のTV欄を寄せ集めた放映リストで大まかなあらすじは掴めたが、響の活躍よりも、奥さん何者なんですかアナタは!と突っ込むことしばしば。 *一攫千金を狙っている、一癖も二癖もありそうな関西弁の弁護士・千石(田武謙三)は準レギュラーのようである。
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2010,08,14, Saturday
赤ん坊夫人 (1969年・S44・8月5日〜9月9日OA:全6回) KTV 22:00-22:45
【京マチ子で「赤ん坊夫人」】(以上、1969年7月11日付読売新聞より引用) てれび街 【巨犬ノイローゼ】(以上、1969年7月29日付読売新聞より引用) *放映リストはこちら *シリアス連ドラ「さすらい」や小平太さん@ああ忠臣蔵と同時期に演じていた犬の散歩係。いい息抜き?になっていたのかもしれない。
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2009,11,16, Monday
事件記者(フジ)(1966年・S41・10月4日〜翌3月28日OA:全24回)
放映リストはこちら (1966.8.16 読売新聞より引用) 天知茂、松村達雄も参加*新たにレギュラー入りしたにも関わらず、ラテ欄では先頭に名前があることがほとんどな天っちゃんの役名は江藤記者。生放送で緊張を強いられるためか、家での口数がさらに少なくなった、との奥様の話をどこかで読んだが、どんな気合いの入った記者ぶりだったのか、新聞記事だけでは分からないのが残念だ。 (2010.4.10追記)1966年8月15日朝日新聞夕刊より引用 10月から再出発 二つの事件記者
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2009,11,15, Sunday
土性っ骨(どしょうっぽね)(1966年・S41・9月6日〜12月27日OA:全17回)
放映リスト(新聞のあらすじ付き)はこちら *花登筐原作「すててこ大将」(おそらく後年「あかんたれ」とされた作品と同じ)のドラマ化。大阪・船場の呉服問屋を舞台に、妾腹の子として正妻たちに疎まれながらも、ステテコを発明して店を繁盛させるに至るまでの秀太郎の半生記を描いた作品。 天っちゃんの役名は「作造」、少年時代の秀太郎が出会う屋台のうどん屋である。(原作によると)以前は東京で裕福な暮らしをしていたが騙されて没落したという設定で、秀太郎の良き理解者になってくれるばかりか、彼の普段のスタイルからステテコが生まれるという、なかなかおいしい役柄のようだ。…ステテコと天っちゃん(おまけにうどん屋)!
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2009,10,28, Wednesday
ミスター・シャネル(1965年・S40・2月1日〜9月27日:全35回)KTV(CX)21:45-22:15
(1965年2月1日付読売新聞より引用) 【陽気なタフガイ―特命で捜査に活躍する刑事】 *役名は週刊テレビガイドより。放映リストはこちら。 (週刊TVガイド1965年5月21日号に掲載されていた視聴者の声) 読者サロン *そのほか、「TVガイドの表紙かグラビアにシャネルを…」という声が多数届いたそうで、6月18日号にはカラーグラビアに登場している(ソファーに足延ばしてかっこよく寛いでる写真など)。天っちゃんの陽気なタフガイ路線、お目にかかってみたかった(おしゃれでスマートなしょぼくれ刑事@犬シリーズ、を想像すればいいものか)。
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2009,08,13, Thursday
黒岩重吾シリーズ 脂のしたたり(1961年・S36・12月5日〜翌2月27日OA:全13回)
【新しい連続ドラマ】“波”、“脂のしたたり”(以上、朝日新聞大阪版より引用) *そんなきわどい官能描写があったかどうか、気になるところである。 (2013.30.12追記:毎日新聞12月5日夕刊より引用) 【青春と欲望をかけて黒い組織にいどむ男】
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2009,04,21, Tuesday
愛するゆえに(1964年・S39・3月28日〜7月25日OA:全18回)CX 13:30-14:00
これは、年若い娘が、獄中にある父の無実を晴らそうと、社会の渦の中にとびこみ、さまざまな苦難におそわれながらも、持ち前の明るさと素直さで人々の善意を呼び覚ましてゆくヒューマン・タッチのメロドラマ。(以上、週刊TVガイドから記事引用) *昼メロ出演作。出ていたことはほぼ間違いなさそうなのだが、次週のあらすじから、“松村(小林勝彦)”という表記があるので、役名は変わったのかもしれない(とはいえ兄弟役かも?)
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2009,04,05, Sunday
廃虚の唇 (1964年・S39・4月2日〜9月24日OA:全26回) NET 21:45-22:45
放映リストはこちら (週刊TVガイド 1964年4月10日号より引用) 出番です (週刊TVガイド 1964年5月8日号より引用) 茶の間の茶 *実際、自家用車(=トヨタのクラウン)は撮影に使われたらしい(何話目かは不明。時期からいうと#6あたり?)。この車での別エピソードは「とよぺったあ」誌に。
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2009,02,24, Tuesday
悪の紋章(1965年・S40・10月7日〜翌3月31日OA:全26回)NET 22:00-23:00
【本誌に連載の異色小説】(以上、朝日新聞縮刷版より引用) 【汚名を着せられた警官の復讐】天知茂と愛京子主演(以上、週刊TVガイドより記事引用) *放映リストはこちら。 *OP映像収録ビデオあり(東映TVドラマ主題歌大全集(1))。 *映画ではショボクレ(「鉄砲犬」ごろ)を演じながら、テレビではすさまじい復讐鬼。そのギャップが凄い。「次郎長…」などと違って外見から想像しやすい役柄ではあるが、見られないのは辛い…どこかに埋もれていないかなあ? *原作について(2008.4.30) とある死体遺棄事件の捜査に関わった警部補・菊池正明は、麻薬運搬、恐喝、その他いろいろ罪をでっちあげられ刑務所に送られた。2年後、出所し名前を「稲村清一」と変えた彼は自分を陥れた人物(元妻を含む)を執念で突き止め、報復を誓う。かつての先輩刑事・松野は、再出発を棒に振り過去に囚われたままの菊池=稲村を憂うが、彼の決意は変わらない。徐々に荒んでゆく菊池=稲村の心を唯一和ませてくれるのは、偶然の出会いから懇意になった女性・節子の存在。だがその彼女も実は……。 「モンテ・クリスト伯」的とはいえ、よりいっそう壮絶で救いのない、とにかく読中・読後がずっしり重い話だった(しかも借りたのが、映画のスチールが文中に挿入されている版で、ものすごく目つきの怖い山崎さんの顔で余計に気分が滅入ってきた)。こんなのを朝から読めた当時の朝日新聞、すこぶるディープである。 ところで、この作品しかり「雲霧仁左衛門」しかり、山崎さんと天っちゃんはコワモテという部分で同じカテゴリの人といえそうだが、このふたり、決定的に何かが違うような気がする。具体的にどう、とは言いづらいのだが、たとえばゲンと弥藤次(「無宿侍」)はキャストを入れ替えられないと思うし、頭に懐中電灯差して村人を無作為に殺しまくる役(「八つ墓村」)なんてのは天っちゃんには無理じゃないか、そんなふうな違いである。役者としての力量云々というレベルの話は置いておくとして(そんなものを語り出すと分が悪そうだし←失礼)、動物的な凶暴性、とでもいうのだろうか、平気で理性をぶっとばせる、ホントに怖い人間の狂気を醸し出せるか否かで両者の間には境界があるように感じる。 見慣れてしまったせいもあるかもしれないが、天っちゃん演じるキャラは大体において「何をしでかすか分からない怖さ」というのがない。顔や動きで性格がみえてしまうのだ。それはおそらく、彼自身が肉付けの際、そのキャラのすべての言動に理由を持たせてしまうからではないか、と思う。人を殺すのも、悪事を働くのも、天知キャラには相応の動機がある。悪なりの理性がある。だから怖くない→マダムやお子ちゃま層も安心して惚れちゃう、という図式が成り立つんじゃなかろうかと。 ・・・そんな彼が、半ば狂気に導かれた稲村をどう演じ切ったのか、すごく興味がある。ほんとにOPしか映像が残っていないとしたら残念だ。
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