■ADMIN■
ADMIN ID:
ADMIN PW:
■CATEGORIES■
■POWERED BY■
BLOGN(ぶろぐん)
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■

影の軍団IV #10
「葬式は俺がやる」(1985年・S60)

幕府から御用金を受けた商人宅に押し入り、皆殺しの上に金を奪う「御用党」なる盗賊たちが跋扈していた。今夜も仕事をさくっと終えた有能な彼らだったが、小柄ながらも眼光鋭いひとりの浪人(ロンゲを後ろで束ねた、相対的に恰幅の良い天知茂)に出くわしてしまいケチがつく。浪人の名は、武州から上京してきたばかりの近藤勇。忍びの技にも動じないふてぶてしい近藤さんに、たまたま物陰から見ていた半蔵(千葉真一)配下のガマ八(大葉健二)も舌を巻く。

ならず者に襲われている娘・美和(佐藤万理)を救った縁で逗留先をゲットした近藤さん、正体を探りに屋敷に忍び込んだガマ八を難なく縛り上げ、救出にきた雲水(=半蔵)と対峙するが、身軽さの面で分が悪く(恰幅がいいから、ではなくて相手が千葉ちゃんだから)引き分けに。ところが翌晩、またもや雲水姿の男が襲い掛かってくる。近藤さんを江戸へ呼び寄せた刀根(黒部・ハヤタ・進)や加賀藩の剣持(北町嘉朗)は、そいつをやっちまえとそそのかすのだが、目つき同様アタマも鋭い近藤さんは片方がフェイクであることに気付いており、なにやらキナ臭い陰謀をかぎつけてもいたのだった。

次の日、近藤さんの為にお茶を点てる美和の仕草がおかしかった。実は美和たちこそが「御用党」一味で、刀根や剣持がその黒幕なのだ。しかしいつのまにやら近藤さんに惚れていた美和に毒殺は無理というもの。彼女の愛に救われた近藤さんだったが、彼を抹殺せんと一味は飛び道具などを用意して迫り来る。そこを助けてくれたのが半蔵。半蔵から御用党の次のターゲットを聞いた近藤さんは、彼らを阻止すべく立ちはだかった・・・!

立ち回りはてんこもりだわ女性に惚れられるわ子供には笑顔だわ、誰が主役ですか、な回(主演の千葉ちゃんより長く画面に映っていたに違いない)。幕末には疎いので良く分からないが、近藤勇ってこんなひとでいいのか? 新撰組なんか要らんだろう、こんなに強けりゃ!

*数年後、新撰組を作ってからまた半蔵と出会う、というようなナレーションが流れていたが、天っちゃんが生きていたらそういう話も出来ていたんだろうかと思うと残念だ(初回放映は1985年6月)

*タイトル「葬式は俺がやる」の意味が掴めなかったのだが(たしかに放映の1ヶ月後にお葬式だったんだけどそれは関係ないとして)・・・俺と組まないか、と近藤さんに言われたときの半蔵の答えにヒントがあったのだろうか? それとも美和さんのためのセリフ?

*千葉ちゃんの歌(エンディング)を初めて聴いたが・・・天っちゃんの方が上だと思っていていいんだろうか

| http://www.amachi.info/blog/index.php?e=450 |
| TVドラマ(時代劇)::影の軍団 | 12:42 AM | comments (x) | trackback (x) |
PAGE TOP ↑