大桶師(こがし)為三郎(1961年・S36・7月29日OA)
週刊読売テレビドラマ・コンクール入選作品
【大オケ造りの名人の物語】
夜の十時劇場(フジ後10:00)「大桶師(こがし)為三郎」より「阿呆(あほう)伝」。「大桶師為三郎」は、第7回週刊読売テレビドラマ・コンクール入選作品で、四国徳島を舞台に、酒の醸造に用いる一石(0.18リットル)入りの大オケを造って名人とうたわれた無学だがかたくなな気性をもった一人のオケ造りの、思うままに生き抜いた本能的な愛情を描いたもの。
四国徳島に住む河田為三郎は、酒の醸造に用いる一石入りの大オケを造って、名人とうたわれる男だった。為三郎の妻かねは慈悲深い性分で、人にほどこしをするのを好んでいたが、為三郎はそれが不満でことごとにつらくあたるのだった。一人娘の町子はそういう父親に反発していた。その為三郎にもままにならぬことが一つあった。血をわけた男の子がほしくてならなかったのだ。
(作)清水巌(潤色)霜川遠志。
【配役】
大桶師為三郎(田崎潤)、妻かね(堀越節子)、娘町子(上月佐知子)、小島多二郎(天知茂)、菊次(故里明美)、岩蔵(柳谷寛)、春吉(水島真哉)、桶伝(若宮忠三郎)ほか。
(以上、読売新聞より引用)
【桶造作り名人の悲話】
清水巌作、霜川遠志脚色。四国徳島に住む河田為三郎は、酒の醸造用の一石入りの大オケを作って名人とうたわれる男だった。だが、無学のため、オケ商の組合ができた時に組合長をはずされてしまった。怒った為三郎は、子供のころ遊んでいた空地の地蔵に八つ当たりし、押し倒してしまった。そこへ妻かねが倒れたという知らせがはいった…。
大桶師為三郎=田崎潤、かね=堀越節子、町子(娘)=上月佐知子、小島=天知茂、菊次=故里明美ほか。
(以上、毎日新聞夕刊より引用)
*フルネームがついてるところを見るとそこそこ重要な役どころではないだろうか。娘の彼氏か?
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