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桃太郎侍 #133
「千代田の濠に咲く友情」(1979年・S54・5月6日OA)

修復間近だった江戸城の外堀が崩れ、多数の死傷者が出た。現場を仕切る松平備前守(高橋英樹・二役)は「工事を長引かせてたんまり賄賂をもらうためだろう」などとイヤミな老中・本多(田口計)とその取り巻きに責められて顔面蒼白、思わず刀に手を掛けたところで、只一人の味方・脇坂摂津守(天知茂)に止められた。身に覚えのないことながら、結果は結果だと切腹を辞さぬ覚悟の備前守を心配した脇坂は、自ら彼の双子の弟である桃太郎にコンタクトをとり、事件の背後を探るよう依頼する。

何者かが火薬を用いたことを既に突き止めていた桃太郎は、本多と癒着する石問屋たちと密談する侍が、かつての旧友・酒井仙十郎(森次晃嗣)だと知って驚いた。病身の母と幼い弟を抱えた酒井は、母の治療代のために本多の言うなりになって爆破事件の片棒を担いでいたのだ。

備前守を閉門蟄居に追いやったものの、事故の究明が先だと正論をぶいぶい押し通すコワモテ脇坂のせいでうまい汁が吸えない本多たちは、今度は脇坂を消してしまおうと画策。彼が上様の名代で日光へ代参する機会を狙って、「行列ごとぶっ飛ばせ!」と酒井に命じる。母と弟を人質に取られ仕方なく本多の部下たちと先回りに向かう酒井。しかし、陰謀を聞きつけて馬を飛ばした桃太郎によって計画は阻止され、酒井は友を庇って銃弾に倒れた。

怒りに燃えた桃太郎は本多たちを根こそぎ鬼退治。備前守がよろしく言っていたと、脇坂も顔をほころばせるのだった。

*ヨロキン版「赤穂浪士」の脇坂淡路守と同時期の脇坂摂津守、堂々たる正義漢ぶりが頼もしい。が、「桃太郎を頼らずに自分で全部解決しそうな主演オーラ」や「邪魔者が全員いなくなって、これから天下は思い通りに動かしてやるぜな黒幕オーラ」が出ていないこともなくて、普通すぎてちょっと勿体無い友情出演だった。でも一応、タイトルの「友情」ってのは備前守&脇坂のことなのか? それとも桃太郎&脇坂?(桃太郎&仙十郎が濃厚かもしれない)

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| TVドラマ(時代劇)::その他(ゲスト) | 08:10 PM | comments (x) | trackback (x) |
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