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光秀叛逆
光秀叛逆(1961年・S36・1月20日OA)

(読売新聞より引用)
【悲劇の人 明智光秀】内面的苦悩をえがく
テレビ劇場(日本テレビ後10:00)「光秀叛逆」。武田勝頼の大軍を破って意気あがる信長は、その余勢をかって中国出陣を諸将に命じた。そしてみずからはわずかの供回りをつれて本能寺に宿陣した。これを待っていたように、坂本城の明智光秀は兵を進めて突如本能寺を襲った。織田信長の配下にあってあらゆる罵倒に耐え、ひたすら隠忍していた明智光秀が、反逆を決意して信長を討つまでの内面的苦悩を描き、悲劇の人明智光秀を新たな面でとらえた加藤武雄の「叛逆」をテレビ・ドラマ化したもの。

織田信長が軽装のまま、小姓近習をともなって本能寺に宿陣したというしらせが報ぜられた時、光秀は心を決めた。天下ほしさに血迷ったのではない。明智光秀積年の志、天下に道を行うために悪逆外道の信長を討つまでなのだ。主殺しの汚名は後世までも消えぬかもしれぬ。だが戦禍にあえぐ民百姓の辛苦を救うことができるなら汚名をうけもしよう。

しかい大義名分のためにたったはずの光秀の顔に刻まれる苦悩の影はおおうべくもなかった…。

【作】加藤武雄「叛逆」より 【演出】萩原敏雄
【出演】
明智光秀(原保美)、織田信長(天知茂)、斎藤内蔵助(桑山正一)、明智弥平治(綾川香)、光秀の妻小牧(東恵美子)、森蘭丸(江見俊太郎)ほか


(毎日新聞夕刊より引用)
【信長にむほんの矢を放つ苦悩】
加藤武雄作「叛逆」のテレビ・ドラマ化。織田信長の下にあった明智光秀が、反逆を決意して信長を討つに至った苦悩を描く。――甲州に出陣、武田勝頼を打ち破った織田信長は、その余勢をかって諸将に中国出陣を命じた。明智光秀も坂本城にあってこの命を受けたが、羽柴筑前に力を合わせよという信長の命に光秀の腹心たちは怒った。明智家は美濃源氏の流れをくむ土岐家の嫡流、足利についで将軍職に上がるべき筋目、それが足軽上がりの羽柴のもとにつかねばならぬとは…。

【出演】
明智光秀=原保美、織田信長=天知茂、斎藤内蔵助=桑山正一、明智弥平治=綾川香、光秀の妻小牧=東恵美子ほか。


*テレビでの初主役級作品第一号。本能寺で矢をおっことしながらも(でも生放送なので拾えなかったのだとか←ワイズ出版の薫兄さんのインタビューより)悪逆外道ぶりを発揮していたのかもしれない。そもそも蘭丸が江見さんってだけで凶悪だ(伊右衛門&直助!…っていうか、蘭丸の方が年上ってどうなんだろうか)

*原作を読んだところ、この信長は寂しげな目つきが印象的な孤独を漂わせてる人で、そんな自分を理解してくれそうな光秀にかまって欲しくてついヤンチャしてしまう、という人物像に描かれていて、なんとなくキャスティング理由が納得できた。しかも蘭丸は光秀の娘を狙ってたのに嫁にくれなくて嫉妬、あることないこと信長に吹き込んだ、とかいういかにも江見さんで想像できそうな記述もあって面白い。

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| TVドラマ(時代劇)::その他(単発など) | 05:44 PM | comments (x) | trackback (x) |
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