■ADMIN■
ADMIN ID:
ADMIN PW:
■CATEGORIES■
■POWERED BY■
BLOGN(ぶろぐん)
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■

雲霧仁左衛門 #9
「女盗賊の恋」(1979年・S54・8月28日OA)

息子の消息を知りたい――仁左衛門(天知茂)とお千代(大谷直子)を訪ねたかつての仲間・徳兵衛(今福正雄)が探す息子とは、最近おみつ(池上季実子)にプロポーズした大阪屋の手代・由太郎(南条弘二)だった。ところが由太郎は米屋の音吉(松山照夫)というワルの養父に付きまとわれ、「おみつを殺されたくなかったら店の鍵を取ってこい」と脅される羽目に陥っていた。

音吉と一緒にいるのは、血を見るのが何より好きな聖天の半蔵(黒部進)たち畜生働きの常連組。彼らの手引きが由太郎かもしれないと知ったお頭は、お千代のフォローにも取り合わず「盗人同士の恋愛はご法度だ」とおみつの祝言に反対する(自分達のことは棚上げですかお頭)。

その頃、畜生働きを捜査中の火盗改め方もまた、密偵のお京(宮下順子)の働きで半蔵たちのアジトを突き止めていた。だが半蔵らに見つかったお京は捕らえられ失神、そこへ由太郎が鍵を持ってやってきた。お前の本当の父親も盗人だった、だからお前はあの娘(=おみつ)と一緒になんかなれないぜ、と音吉から改めてリクルートされて激しく動揺する由太郎。「そんなこと嘘だ!」

その時。「そう、嘘っぱちだ」由太郎の言葉を受けて黒装束(顔丸出し)のお頭&六之助(江藤潤)が颯爽と登場、血の気の多い手だれ達を一人でばさばさ斬って捨てた。全てが終わった後に駆け付けた高瀬(三浦洋一)は、お京を救ったもののまたしても遅れを取ったこと、そしてヒーロー然とした雲霧の所行に怒りを覚えるのだった。

由太郎の純粋さを知ったお頭は、お千代と共におみつの養い親・甲(江?)州屋善右衛門&その女房に扮し、密かに徳兵衛も伴って、若い二人の門出を祝福した。お互いの素性を知らぬまま、落雁屋を切り盛りすることになるおみつと由太郎。「互いに自分の身に過ぎた女房、亭主と思い遣っていれば、うまくいくことははっきりしております」妹のように慈しんできたおみつの幸せにしみじみするお千代に「わしらのように、か?」と微笑むお頭。こちらの二人も幸せそうに頭上の花火を楽しんでいた。

*おみっちゃん、雲霧一党から寿離脱。ハッピーエンドに落ち着いて驚いた。てっきり社長さんが好きなんだとばかり思っていたが違ったのかあ(だからそれは「野望」)。

よくよくのことでしかたなく(殺陣師の安川さん談)、には見えなかったが人を殺す回数がこれで4回(ラスト)?
今まで殺した人たち:勘蔵(#1)雲霧偽者たち(#3)岡田甚之助(#6

*ラストの善右衛門さんがなんとも胡散臭げ。左門さまの潜入捜査じゃないんだからして、もうちょっとカンロクを出してもよかったんじゃないのだろうか。

| http://www.amachi.info/blog/index.php?e=381 |
| TVドラマ(時代劇)::雲霧仁左衛門 | 12:02 AM | comments (x) | trackback (x) |
PAGE TOP ↑