■ADMIN■
ADMIN ID:
ADMIN PW:
■CATEGORIES■
■POWERED BY■
BLOGN(ぶろぐん)
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■

江戸の牙 #14
「秘境 女軍団逆襲す」(1980年・S55・1月1日OA)

年末年始を迎え、料理の準備やら宴会やらいつも以上にアットホームに盛り上がっている本所方。元旦放送だっただけあって、カメラに向かって「おめでとう!」までやってくれるサービスぶりだ。

一方、どこからか逃げ戻った大工が黒装束の連中に襲われ、持ち帰ったブツを渡せと迫られていた。「こんなこともあろうかと本物はこっちに隠しておいたんだ…」親切な説明口調で呟いてこと切れた大工の持っていたブツは本所方の手に。それは武田菱の袋に入ったざっくざくの砂金だった。

今年こそはと奮起する新米同心ズは、元旦早々、砂金の謎を追うために先輩たちを出し抜いて甲州へと向かった。・・・のだが、途中の茶屋には平然と一服する剣さん(新年早々、浪人姿に変装:天知茂)。黒装束の連中と思われる物騒な男たちを斬り捨て、不審な商人・万力屋(砂塚英夫)の用心棒になった一行は、富士山が後ろにそびえる原っぱでウエスタンかつお色気ムード満点の赤ブルマの女軍団に銃で脅され、砂金の袋と引き換えに売られてしまう。

温泉につかって(もちろん色白お肌の剣さんも一緒)小綺麗になった4人は、女軍団の元締めのようなお女中・楓(塩沢とき)の前に引き出された。
「そなたたちがここへ来た理由はただひとつ、子作りのためじゃ
武田の里では男子がおらず、屈強な男を万力屋の仲介で捕まえては1年間子作りに励ませて殺すという習慣を続けているのだとか。ノルマはひとり3人、などと言われて辟易する新米たちをよそに、極上品の剣さんは武田の残党の姫君・咲良子(山村葉子)の相手をすることに。万力屋の遠からぬ裏切りを予測した彼は咲良子に里を降りるよう勧めるのだが、世間知らずの彼女から良い返事はもらえない。

朝になって合流した半さん(坂上二郎)・兵さん(藤村俊二)も交えて女の園でまったりしているうちに、居候ゆえ遠慮したらしい(実は金が無かった)伝さん(若林豪)は、万力屋が勤番支配・滝川出羽守(中山昭二)とつるんで女たちから武田金だけを奪ってしまおうと画策していることを知り、剣さんらと合流。かくして江戸の牙は、幕府の軍隊を引き連れて女軍団とドンパチを繰り広げ始めた出羽守をターゲットに定め、新年早々存分に暴れまくるのだった。

そして、女軍団は人知れず解散し、それぞれが江戸の町で新しい暮らしを始めていた。そう、咲良子もまた…。

もうどうにでもしてと言いたくなるようなハチャメチャな展開はたぶん新年ならではだからだろう(と思いたい)。
*咲良子姫は後の回で小料理屋の若女将として登場(したはず)。世間慣れしてなさそうな台詞回しが逆に新鮮なのかどうなのか。

| http://www.amachi.info/blog/index.php?e=336 |
| TVドラマ(時代劇)::江戸の牙 | 10:59 PM | comments (x) | trackback (x) |
PAGE TOP ↑