2007,03,24, Saturday
DVD-BOXの1と2のそれぞれ下巻には、特典映像として予告編&データ集(人物紹介・悪人列伝・事件の女たち)の他、ふたりのメイン監督(池広一夫、松尾昭典)のインタビューが収録されていて、『天知さんの思い出』『殺陣について』などいくつかの項目についてのコメントが聞けるのがお得である。
Part1(DVD-BOX1下巻)では、#2「戦慄!蛇目傘の女」#3「阿片!墓標なき男」など計5本を担当した松尾昭典監督のインタビュー。重さと寂寥感を強く出せるということで、天知キャラが一番魅力的だったとのこと。(天っちゃんは)普段ものすごく無口だけれど、寂しさの中に強さを秘め、それを爆発させることができる人で、殺陣に関しても、二刀流は踊りのようにみえるものの(←これは池広監督も同じようなことをおっしゃっていた)実はとても力強かった、というようなことを語っておられた。 *二郎さんとおひょいさんの殺陣には、どちらも難しい武器だけに苦労したそう。それから若林さんは笑い出すと止まらないらしい。 *天っちゃんの醸しだす寂寥感に惹かれていたらしい松尾監督は、「江戸の牙」と同年(1979年)に「白昼の死角(TV版)」を、さらに翌年(1980年)には、寂寥感の代名詞ともいえる「非情のライセンス」第3シリーズで2本ばかり監督を請け負っている。
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| TVドラマ(時代劇)::江戸の牙 | 10:40 PM | comments (x) | trackback (x) | |