2007,04,04, Wednesday
「悲愁 錦絵の女たち」(1980年・S55・2月12日OA)
錦絵に描かれた美女たちが次々にかどわかされる中、女を物色して歩く隻腕の浪人が出没。長崎から来た彼、坂田源三郎(亀石征一郎)は伝さんのかつての試合相手で、2年前に離れ離れになった恋仲のお藤(三浦真弓)を捜していた。お藤に横恋慕した与力の大崎(宮口二郎)が、彼女の父のライバルである肥前屋(小林重四郎)と結託し、父を罠にかけ斬首、逃げる坂田とお藤を追いかけ、坂田を銃で撃った揚句にお藤を連れ去ったのだ。 往来でお藤と瓜二つのお島(三浦真弓:二役)という水茶屋の女に出会った坂田は驚愕する。さらに、美女拉致事件の現場にも彼女の姿が。果たしてお島の正体は? 美女たちはどこへ? 江戸に来ている肥前屋、大崎の背後に控える小笠原肥後守(ラスボス:北原義郎)のもとへ潜入した志乃さんの運命やいかに? …とまあ久々のサスペンス時代劇スタイル。明智センセイばりの情報収集力で唐突な真相を明かしてくれる剣さん(素手で乱闘した以外はたいして見せ場もなかった天知茂)に、ここは素直に驚こう。 *いつのまにか小料理屋を開いている武田の咲良子姫=お咲さん(#14「秘境 女軍団逆襲す」参照:山村葉子)。なんでも剣さんの尽力があったのだとか。アフターケアも万全ですな>剣さん *志乃さんが不在だったため、とうとう新米同心コンビが十手が乗った三方を発見してしまう。が、それについてのアフターケアは一切なしでエンディングへ。微妙にガードの甘さを露呈させているのは最終話への布石か(あと6話だし)。
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| TVドラマ(時代劇)::江戸の牙 | 10:49 PM | comments (x) | trackback (x) | |