■ADMIN■
ADMIN ID:
ADMIN PW:
■CATEGORIES■
■POWERED BY■
BLOGN(ぶろぐん)
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■

非情のライセンス 第2シリーズ #85
#137「兇悪の刑事」(1976年・S51・6月3日OA)

↑とりあえず会田のことじゃないのか?と思ったのは確かだ

神戸の刑務所から無期懲役囚・沼野(仙波和之)が脱獄。事もあろうに手引きしたのがマル暴の腕利き警部・広瀬(特別出演:高橋英樹)と分かり、警察サイドは驚愕する。しかも沼野は彼の妻・祐子(葉山葉子)を殺した犯人。三角関係のもつれという状況をでっち上げられ、ラブホテルで沼野に撃たれた祐子の無念を晴らさんと、広瀬は沼野の背後にいる入院中の安西組のボス(殿山泰司)に狙いを定めていた。

だが安西は会田(グリーンのネクタイが爽やかな天知茂)が追っている黒いピーナッツ(=麻薬密売)事件のカギを握っており、悪人とはいえ死なれては困る人物だった。会田は沼野を連れて東京入りした広瀬に丸腰で会い、説得を試みるものの、復讐に凝り固まる彼には通じず、ごたごたしているうちに沼野にちゃっかり逃げられてしまう。大井競馬場に逃げ込み、兄貴分の末長(深江章喜)に助けを求める沼野。しかし助けに来てくれたはずの末長たちからメッタ突きに遭いあえなく死亡。かろうじて末長を捕まえた広瀬は、祐子殺しは上司を振り切って捜査を強行しようとした彼への見せしめとして安西が命令したという事実を知る。そして、真相を聞き出すなり広瀬は末長を撃ち殺した

なんだこいつ、俺より兇悪じゃん!目の前の凶行に驚きつつも闘志を燃やした会田はこれ以上の暴挙を止めるべく肉弾戦を繰り広げるが、丸腰だけに分が悪く、広瀬の逃走を許してしまう。会田は安西の病室に押しかけ、用心棒をかって出た。しかし綾さん(岸田今日子)の店に寄ったり彼女を車で送ったりと余裕ぶっこいていたせいで、後部座席に隠れていた広瀬に銃口を押し付けられる羽目に(兇悪度でも分が悪いようである)。

殺された妻のお腹には子供がいたのだと会田たちに打ち明けた広瀬は、途中で組の襲撃を受け負傷しながらも安西の病室にたどりつき、憎い男に銃弾を打ち込んだ。
部屋の外には会田の姿が。矢部に頼んで病院の警護を解かせ、広瀬が無事に本懐を遂げるのを黙って見守っていたのだった。自分の追う事件に関する安西からの証言は取れなかった。しかし肩の荷を降ろしたような広瀬の様子に、どこか満足気な会田だった(昭和ブルースは4番)

*10年若かったら(というより会田じゃなかったら)いかにも天っちゃんが演じてそうな役を英樹が熱演。なにより会田の髪をあそこまでざんばらにしてしまうとは兇悪だ(そこか)。

*でも年齢差あるのに(身長差は言うに及ばず)天っちゃんも頑張って張り合ってたなあ。

| http://www.amachi.info/blog/index.php?e=211 |
| TVドラマ(現代劇)::非情のライセンス2 | 10:31 PM | comments (x) | trackback (x) |
PAGE TOP ↑