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非情のライセンス 第3シリーズ #5
#181「兇悪の祈り・国外逃亡を阻止せよ!」(1980年・S55・5月29日OA)

戒律厳しい教会の外国人神父が、夜毎のご乱交の末に妊娠した女性・カズコ(桜井浩子)を絞殺。醜聞を恐れる教会サイドのお偉方・西原神父(漢字は当て字:久米明)たちは、犯人のクロード神父(ジェーソン・フェラー)を完全保護、彼を本国へ送り返そうと画策する。

20年前、同じような事件でみすみす犯人に国外逃亡され、捜査一課長の職を辞す羽目になった矢部警視(山村聡)は、犯人逮捕に並々ならぬ闘志を燃やしていた。クロードの血液さえ採取できれば証拠は揃う。しかし教会のガードは異様に固く、一課と特捜部の捜査は難航した。

会田(天知茂)はクロードと付き合いのあったナオコ(紀比呂子)に協力を依頼するが、彼女の口も固い。ナオコが被害者のカズコ同様、クロードの子供を宿していると知った会田は、生まれ来る子供に罪はないから、と、彼女とクロードとのやりとりを録音した盗聴テープを渡し、もう姿は見せないと告げた。

クロードは「シロ」だと新聞に流れ始めた頃、ナオコはもう一度会いたいと彼に電話。ホテルで愛し合った二人の前に会田が現れた。すべてはクロードの国外逃亡を遅らせ、ナオコに会わせて血液を採取せんがための策略だったことに気づいたナオコは彼を詰る。会田はナオコを利用したことを認めつつ、静かに言うのだった。「生まれてくる子を大事にしてほしい、というのは私の本心だ」と――(昭和ブルースは新録1番)

*第2シリーズ#56「兇悪の情事」(脚本は同じく国弘威雄さん)のほうが緊迫感があったような気がするが、“身重の妻を殺された”という第3シリーズの会田設定に沿った味付けがなされていて(回想シーンなどで蒸し返したりしなかった分)最後のシーンに静かで哀しい余韻が漂っていた。



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| TVドラマ(現代劇)::非情のライセンス3 | 09:49 PM | comments (x) | trackback (x) |
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