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『桂小五郎と近藤勇 竜虎の決戦』
『桂小五郎と近藤勇 竜虎の決戦』(1957年・S32)

桂小五郎(嵐寛寿郎)と近藤勇(大河内伝次郎)のガチンコ勝負、にみえて実は虚無僧・箱持ち・黒頭巾に謎の老人と、七変化を魅せながら女子供にも優しい桂小五郎を演じるアラカンさんのイイトコ取り映画でもあった。

天っちゃん(当時26歳)は新撰組の永倉新八。当然、近藤さんサイドなので、写楽の浮世絵みたいなメイクの大河内さんと、コワモテの土方歳三(江川宇礼雄)の傍らで画面上好位置をキープ。防具に着られているようなスリムビューティーで、大勢での立ち回りになると遠慮してか後ろに下がってしまっているのが丸判りながらも(永倉が斬られるわけにはいかんからだろうが)長州のスパイに対する態度などで後の冷酷ぶりをも彷彿とさせてくれた。強引に拉致する役なれど、子供とのスキンシップもバッチリだ。

箱持ちに化けて近藤さんの密談を盗み聞きしていた桂小五郎の胸倉を掴んだり、刀を突きつけたりする美味しいシーンもあり、アラカン大ファンの天っちゃん(&ウスイ家の人たち)はさぞや嬉しかったに違いない。アラカンさん、胸倉掴んだ天っちゃんの手をぎゅっと握ってくれてるし(「もう手洗えないよ~」「その手触らせろ~!」とか兄弟でじゃれあってそう)。

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| 映画::新東宝 | 01:56 PM | comments (x) | trackback (x) |
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