2006,08,03, Thursday
『森繁のデマカセ紳士』(1955年・S30)
♪おいらのペテンは~芸術ペテン~♪ 安っぽい宇宙船内のようなセットで歌い出すペテン師・堀川(森繁久弥)の背後のドアがしゅっと開くと、キャンバスと画材道具を手にし、ベレー帽を斜めに被った画家(スモックも可愛らしい天知茂24歳)が入ってきた。それじゃ僕たち仲間だな!芸術家の心は他人に分かるものじゃない、などとと嬉しそうに言う彼は堀川と握手、一杯やろう・そうしようという話になるのだが、突然ドアから警官が。 警官「こらペテン師!」 堀川「(画家を指して)ほう、あんたはペテン師か」 警官「オマエだ!」 というベタなボケ&ツッコミの後(指差された瞬間の天っちゃんの表情が良い)、警官と画家は画面からフェードアウト。映画開始2分足らずで出番終了(91分もあるのに)。 *天っちゃん的には最初の部分だけを観ておけば事足りるが、実はこの映画、のち(2年後)の奥さま(芸名・森悠子)の名前もクレジットされている。でもどこに出ているのかが分からなかったのでどなたか教えて下さい(女子プロレスのシーン? それとも劇場の観客?)
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| 映画::新東宝 | 01:53 PM | comments (x) | trackback (x) | |