「たそがれ酒場」(1961年・S36・7月16日OA)
「たそがれ酒場」をテレビで
新東宝スター総出演の異色作
サンデーステージ(日本テレビ後9:15)「たそがれ酒場」。内田吐夢監督、戦後初の現代ものとして昭和30年、新東宝で映画化された話題作「たそがれ酒場」を新東宝のスター総出演でおくる異色作。
かつては有名な画家でありながら、戦争中戦意高揚の絵をかき続けたことから責任を感じてみずから筆をたち、いまはパチンコでその日の飲み代をかせぎ、流されるままに生きている梅田、同じように一昔前は、名声をうたわれながら事情があって酒場のピアニストに甘んじ、むすこ同様の健一を一人前の歌手に育てることだけが生活のよりどころである江藤、いずれも世間を捨てた二人と、新しく巣立ちゆこうとする健一やユキなど若者の姿を、大衆酒場にくりひろげる人間縮図の中に描き出す。
出演者も80人にのぼるが、これはもと新東宝スター江見俊太郎が中心となって新東宝スターに呼びかけ実現したもの。
(作者)灘千造 (演出)松彦本尚
【出演】
梅田茂一郎(舟橋元)、江藤新也(杉寛)、丸山健一(宇津井健)、谷口幸三(水原漠)、波島鉄夫(沢井三郎)、野口ユキ(三条魔子)、エミー・ローザ(三原葉子)、仲小路竜介(九重京司)、鬼塚(芝田新)、岐部(御木本伸介)、森本(天知茂)、鱒見(松原緑郎)、山口(江見俊太郎)、多賀(中村彰)、年配の男(国創典)ほか。
(以上、読売新聞より引用)
*朝日新聞にも同種の記事あり。
*いちおう役名があるので映画のような超高速出番ではなさそうだが、宇津井さんみたく「若者」枠で出ている気がしないのはなぜだろう(苦笑)
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