2007,04,02, Monday
「恐怖の人間狩り」(1980年・S55・2月5日OA)
鉄砲組組頭・織部(伊達三郎)の屋敷側の幕府御用地には薬草が生えていて、それをこっそり採りにいった町人達が戻ってこないという噂が広まっていた。そんな折、長屋住まいのおみよちゃん(仁和令子)の父親が、やはり薬草を採りに行き射殺体で発見される。御用地へ不法侵入したかどで八丁堀は罪人扱い。もしもの時にはワシがかつて世話になった剣さん(天知茂)を頼るのじゃ、とおとっつぁんに言われていたおみよちゃんは必死の思いで本所方を訪ねるが、当の剣さんは話だけきいてプイといなくなってしまう。 またしても新米同心ズから冷たい目で見られる剣さんだが、実はもうシマ帰りの遊び人に扮して織部の屋敷に潜入する算段を立てていた。中間部屋へ入り込んだ精吉っつぁん(=剣さん)は、織部が廻船問屋・西海屋(武藤英司)とつるみ、若年寄の妾の子・辰之助(荒谷公之)を利用してなにやらよからぬことを実行中であることを掴む。 町人に化けた兵さん(藤村俊二)が囮として御用地へ入ったところ、早速捕まって射撃場へと連行された。妾腹の子という境遇ゆえか歪んだ人格を持つに至った辰之助はガンマニアで、町人たちを狙撃のターゲットにしていたのである。的にされかけた兵さんの窮地を、剣さんは銭形平次ばりの投擲で救った。 一方、つれない剣さんを追い求めて過労で倒れたり口封じのため狙われたり散々なおみよちゃん(最初の段階で「心配するな」くらい言ってやるべきじゃなかったのか>剣さん)。彼女のイイ人、和吉(菅野直行)までも西海屋の手下に捕まり拷問の憂き目に。和吉を救うために自ら飛んで火に入り、恋人ともどもあわや辰之助の餌食になりかけたおみよちゃんを助けにきたのは、なんと志乃さん(白都真理)だった。←実に珍しいアクションシーンあり 志乃さんに二人の救出を任せた江戸の牙たちは織部の屋敷を急襲、ガンマニアな若殿もなんのその、全員をさくっと地獄へ送った。 *前回から挿入された剣さんのオープニング殺陣がプチ・リニューアルしていた(ちゃんと納刀まであって、スピーディーに)。天っちゃんのコダワリを垣間見た気が。 *囮になることを決意した兵さん、「俺はやるよ」と半さんの前で剣さんのすちゃちゃちゃ納刀をマネ。 *戦闘中に何かぽとっと落としませんでしたか剣さん。
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| TVドラマ(時代劇)::江戸の牙 | 10:51 PM | comments (x) | trackback (x) | |