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非情のライセンス 第2シリーズ #61
#113「兇悪の美女」(1975年・S50・12月11日OA)

銀行を襲撃し、現金1億円を奪った学生グループ6人。だがリーダーの野村勝二(山本聡)は手榴弾のカウント途中に爆死、ひとりは追い詰められてビルから身を投げた。紅一点の半村ユミ(戸板順子)は、恋人・勝二の死の原因が、わざと誤ったカウント数を教えた堀内(堀勝之祐)ら3人にあることを知り、現金を隠して彼らの処刑を誓う。

金だけが目当ての3人はユミの自宅に押し入り、公開されたモンタージュ写真で自分の娘が犯人だと悟ったばかりの父・平七郎(中村竹弥)や母・静江(真味美枝)、結婚を控えた妹のマキ(君夕子)ら家族を恐怖に陥れた。やがて一家に押し寄せる残酷な世間の目。頻繁に掛かる糾弾(いたずら)電話に母はノイローゼ気味、マキの縁談は破綻、そして“娘は娘、私は私だ!”と気丈な態度を取っていた平七郎も、左遷めいた転勤を命じられて自殺を図りかける。

だが家族のユミを想いやる気持ちは強く、家に張り込んで彼女からの電話を待つ会田(天知茂)たちは「出て行ってくれ!」と非難される始末。特に、恋人を亡くした姉にシンパシーを抱き、その行動を正当化しているマキは姉の居場所を明かそうとしないのだが、そんな彼女に会田は「君の姉さんなど場合によっちゃ死んでもいい。しかしまた新しい善良な市民を巻き添えにするわけにはいかないんだ!」と熱く反論するのだった。

ユミは3人組をおびき寄せ共に爆死しようとしたものの、突然マキが現れたため形成が逆転、3人は姉妹を縛って時限爆弾をセットした。あと2分で爆発、という際どい瞬間、会田が飛び込んできて“素人がいじると大爆発だ”という爆弾のコードをちょちょいと引っこ抜いて2人を救出。のうのうと爆破の瞬間を見物しようとしていた3人組は警官隊のライトと兇悪な面相の会田に追い詰められ、手榴弾を投げ損なって自爆した(昭和ブルースは4番)

*学生運動・モンタージュ作成に躊躇する銀行OLなど時事ネタも多いのだが、正直どこに主眼を置けばよいのか悩む作品だった。せめてタイトルが「兇悪の時限爆弾(手榴弾も可)」だったほうがしっくりくるのだが。

*歌入りOPテーマは、しゃべくりのある映像(今回は銀行襲撃シーン)が流れるとどうしても声が混じってしまうので、ちょっとおかしな具合である。

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| TVドラマ(現代劇)::非情のライセンス2 | 02:47 PM | comments (x) | trackback (x) |
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