■ADMIN■
ADMIN ID:
ADMIN PW:
■CATEGORIES■
■POWERED BY■
BLOGN(ぶろぐん)
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■

非情のライセンス 第2シリーズ #104
#156「背任」(1976年・S51・10月28日OA)

暴力団と金銭的繋がりのあった男が、堅固な警備の隙を突いて射殺された。現場を指揮し、銃弾を受け負傷した署長の樫村(金子信雄)は矢部警視(山村総)の20年来の友人。有能な樫村が警備の死角に気付かなかったことに矢部さんは疑問を抱く。

犯人がすぐに自首してきたことから事件は解決したかにみえたが、樫村は男が何者かに頼まれた替え玉であることを看破。ところが釈放した男を秘密裏に尾行中の刑事が襲われ、その間に男はビルから転落してしまった。

警察内部に内通者がいるのではないか、そしてそれは親友の樫村では――。あらくれ者の部下たち(筆頭は会田:天知茂)を使う(巻き込む)なんてもってのほか、とばかりにガンガン自分で調べを進める矢部さんだが、親友への疑惑は深まるばかり。そのうち、樫村の娘・幸子(高橋みどり)から父も自分も誰かに狙われている、との報告を受けた矢部さんは、拳銃を持って樫村の自宅へと向かう。

やはり樫村は、暴力団組長・新藤(伊豆肇)に脅されて殺人を幇助していた。自首をしろ、さもなくば俺の屍を越えてゆけと親友・矢部さんに迫られて肩を落とす樫村。正義感の強いお前がなぜ、その問いに彼は、(矢部さんも密かに惚れていた)亡き妻の名前を挙げた。20年前、ひき逃げにあった妻を迅速に助けてくれた新藤の頼みを断り切れなかったのだと。

かくして、たったひとつの善行をカサにきて父娘を脅した新藤は、出番が短いうえに矢部さんに相談してもらえなくてちょっと拗ねてた(誇張)会田のボコ殴りで撃沈。矢部さんは親友に手錠をかけ、苦いタバコを味わうのだった(昭和ブルースは4番)

*矢部部長メインの回。第2シリーズでこれだけ矢部さんが出張っていてしかも会田が完全に脇役、ってのは今まで見たことがなかった。でも“友人を逮捕する”というシチュエーションとしては#38「男のうたは兇悪」の方が好きだなあ(そりゃあやっぱり会田メインだし)。

| http://www.amachi.info/blog/index.php?e=192 |
| TVドラマ(現代劇)::非情のライセンス2 | 10:24 PM | comments (x) | trackback (x) |
PAGE TOP ↑