回 | 放送年月日 | あらすじ(朝日・読売新聞引用) | スタッフ・共演者 |
1 | 1965.10.7 | 悪徳警官の汚名を着て入獄したある男が、出所後復讐の鬼と化して暗躍するミステリー。/【悪徳警官の汚名着て】悪徳警官の汚名を着せられ、社会的に葬られようとした元警部補(稲村清一:天知茂)が、出所後復しゅうの鬼となり、その背後にあるものと対決してゆく物語。第1回は出所して興信所の所員となるまで。ほかに愛京子ら。 | 共演:愛京子、多々良純、神戸一郎、高城丈二、美川陽一郎、佐々木孝丸、沢たまき、春川ますみ、人見きよし、須藤健 |
2 | 1965.10.14 | 【復しゅう開始】稲村(天知茂)は、出所後さっそく復しゅうにとりかかった。ニセ証言で自分を刑務所にぶちこんだヤクザ花井(神戸一郎)の身辺を洗うと共に、悪徳警官と書き立てた新聞記者の岩崎(園井啓介)や、金のために自分を裏切った妻恵美子(沢たまき)、とくに恵美子には今後あらゆる手段でいじめぬくことを宣言する。一方、稲村は自分を尾行するスリの蟹平(多々良純)に不審を抱き、また蟹平がしつこくねらう浅井節子(愛京子)という女性が自殺をしたことを知った。今夜は、復しゅうの宣言をする稲村のどす黒い影を描く。脚本、橋本忍。[夕刊] 自分をおとし入れた花井や新聞記者、裏切った妻などに対して、稲村は復しゅうを開始した。/【ニセ証言の男を追及】元警部補の稲村(天知茂)はニセの証言で自分を刑務所にぶちこんだヤクザの花井(神戸一郎)の動きを調べるとともに、金のために自分を裏切った妻の恵美子(沢たまき)に復しゅうを宣言する…。 | 監督:永野靖忠 共演:愛京子、多々良純、神戸一郎、園井啓介、沢たまき、美川陽一郎、広村芳子、田村ゆきえ |
3 | 1965.10.21 | 復しゅうのてはじめに、稲村は花井の情婦だった春子をしめあげ、百万円の出所をきいたが…。/【麻薬ルートを探る】稲村(天知茂)の第1の仕事はにせ証言で彼を麻薬運搬罪におとしいれた花井(神戸一郎)の背後を洗うこと。花井の元の情婦(春川ますみ)をしめあげ、麻薬ルートを探るため横浜のドヤ街にのりこむ。 | 監督:鈴木敏郎 共演:神戸一郎、美川陽一郎、春川ますみ、田武謙三、三条美紀、高橋元太郎、太宰久雄、若宮恵三郎、安達国晴 |
4 | 1965.10.28 | 横浜へ乗り込んだ稲村は、麻薬ボスの西岡と対決して意気投合、ナゾのダンサーとも知り合った。 | 共演:愛京子、神戸一郎、美川陽一郎、多々良純、水原弘、沢たまき、広村芳子、浜村美智子、佐々木孝丸、左とん平、須藤健 |
5 | 1965.11.4 | 教習所で稲村に声をかけた、暗い影のある女は、彼が定期券を届けてやった浅井節子だった…。 | 共演:愛京子、美川陽一郎、多々良純、三条美紀、田武謙三、神戸一郎、広村芳子、田村ゆきえ、太宰久雄 |
6 | 1965.11.11 | 【柴田の身辺を洗う稲村】自分を悪徳警官に仕立てた憎い男は柴田(高橋正夫)にちがいないとにらんだ稲村(天知茂)は柴田の身辺を洗う。そして柴田経営の日進商事にのりこみ、江口専務(渥美国泰)に爆弾宣言する。あわてた江口は政財界のボス高沢(御木本伸介)に報告するのだが……。原作:橋本忍、脚本:大和久守正。[夕刊] 自分を悪徳警官に仕立てた張本人は、柴田ではないか…。稲村は、彼の身辺を徹底的に洗った。 | 共演:美川陽一郎、水原弘、三条美紀、田武謙三、高橋正夫、渥美国泰、楠侑子、ロミ山田、御木本伸介、藤江リカ、丘野美子 |
7 | 1965.11.18 | 殺されたホステスが高沢コンツェルンの先代会長に仕えていたときいて、稲村は考え込んだ…。 | 共演:愛京子、多々良純、水原弘、高橋正夫、楠侑子、神戸一郎、小林裕子、藤江リカ、丘野美子 |
8 | 1965.11.25 | 今夜は、ドモリの鉄を宇都宮刑務所にたずねて、精力的に西岡情報の裏付けをとる稲村の姿。 | 共演:多々良純、水原弘、神戸一郎、左とん平、田武謙三、藤岡重慶、磯部玉枝、美川陽一郎、小塚十紀雄 |
9 | 1965.12.2 | 監督:鈴木敏郎 共演:愛京子、多々良純、春川ますみ、高美アリサ、松島アキラ、太宰久雄、広村芳子 |
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10 | 1965.12.9 | 賭場を襲った稲村は大倉たちのワナに落ち、指をつめられそうになるが、ナゾの男に救われる。 | 共演:愛京子、多々良純、美川陽一郎、佐々木孝丸、村上冬樹、久野四郎、藤岡重慶、太宰久雄 |
11 | 1965.12.16 | 湯浅組につながる政界の大物と対決する稲村の表情や暗い影のある節子との心のふれあいを。 | 共演:愛京子、水原弘、美川陽一郎、田武謙三、飯田党三、佐々木孝丸、藤岡重慶、太宰久雄 |
12 | 1965.12.23 | 稲村は、西岡に頼んで湯浅組の大倉をしめ上げる一方、昔の女房に命じて、湯浅に近づかせた。 | 監督:鈴木敏郎 共演:沢たまき、水原弘、美川陽一郎、植村謙二郎、楠侑子、藤岡重慶 |
13 | 1965.12.30 | 脚本:大和久守正、監督:永野靖忠 共演:楠侑子、美川陽一郎、佐々木孝丸、市村俊幸、簡野典子、藤山竜一 |
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14 | 1966.1.6 | 九十九里浜で浅井節子と語り合った稲村は、高沢事件をめぐる彼女の鋭い推理に舌を巻いた。 | 脚本:大和久守正、監督:永野靖忠 共演:愛京子、田武謙三、植村謙二郎、岩崎豊子、沢たまき、神戸一郎、多々良純 |
15 | 1966.1.13 | 稲村は、いやがる恵美子をおどして湯浅に近づかせ、着々と一味の核心へ食い込んでいった。 | 監督:鈴木敏郎 共演:愛京子、植村謙二郎、岩崎豊子、沢たまき、美川陽一郎、松島アキラ、村田秀子 |
16 | 1966.1.20 | 稲村は、恵美子をオトリにして湯浅をつかまえ、あらゆる責め道具を使ってドロを吐かせる。 | 監督:鈴木敏郎 共演:愛京子、植村謙二郎、沢たまき、沼田曜一、中村哲、香月三千代、ロミ山田 |
17 | 1966.1.27 | 協力者の西田を殺されたうえ、勝手知らぬ台湾で殺し屋につけ狙われる稲村の危機を描く。/【湯浅組のワナに】復しゅうのカギをにぎる日進商事柴田社長が台湾にいることをきいた稲村(天知茂)は、さっそく台湾へとんだ。そこには意外にも横浜の麻薬ボス西岡(水原弘)と稲村のかつての妻恵美子(沢たまき)がいた。だが、柴田が台湾にいるというのは、湯浅組のワナだった。今回は勝手知らぬ台湾で、殺し屋につけねらわれる稲村の危機を描く。フィルムは昨年十二月現地ロケしたもの。 | 脚本:今村文人、監督:永野靖忠 共演:水原弘、ロミ山田、沢たまき、美川陽一郎、上田忠好、宮浩一 |
18 | 1966.2.3 | 台湾美人秀麗の案内で、稲村は柴田のゆくえを探し求めたが、努力もむなしく日本へ帰る。 | 脚本:今村文人、監督:永野靖忠 共演:愛京子、美川陽一郎、楠侑子、小林裕子、御木本伸介、渥美国泰、中村哲、広村芳子 |
19 | 1966.2.10 | 稲村は、事件のカギを握る光江の尾行を続ける一方、湯浅のしかけたワナに進んでとびこむ。 | 監督:鈴木敏郎 共演:愛京子、美川陽一郎、佐々木孝丸、楠侑子、小林裕子、植村謙二郎、中村哲、太宰久雄 |
20 | 1966.2.17 | 敵の一人湯浅は殺された。稲村は光江を追って伊豆へ行き、非常手段を用いて情報をつかむ。 | 監督:鈴木敏郎 共演:美川陽一郎、楠侑子、植村謙二郎、太宰久雄、沼田曜一、佐々木孝丸、中村哲、小林裕子 |
21 | 1966.2.24 | 脚本:大和久守正、監督:鈴木敏郎 共演:愛京子、多々良純、美川陽一郎、楠侑子、広村芳子、渥美国泰、田武謙三、佐々木孝丸 |
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22 | 1966.3.3 | 稲村は、光江を追って東北の温泉町へ行き、スリの蟹平は節子を尾行して、意外なことを聞く。 | 脚本:大和久守正、監督:北村秀敏 共演:愛京子、多々良純、御木本伸介、楠侑子、広村芳子、高橋正夫、田村ゆきえ |
23 | 1966.3.10 | ほら穴の奥に隠された柴田の死体に対して稲村は、狂気のように復しゅうの処刑を加えた。 | 脚本:大和久守正、 監督:北村秀敏 共演:愛京子、多々良純、御木本伸介、高橋正夫 |
24 | 1966.3.17 | 柴田殺しの犯人は、意外にも節子だった。稲村に追及されて、彼女は事件の全容を告白する。 | 監督:鈴木敏郎 共演:愛京子、多々良純、御木本伸介、高橋正夫、岩崎豊子、藤江リカ、渥美国泰、斎藤達雄、楠侑子 |
25 | 1966.3.24 | 節子の自供で、その犯行を知った稲村は、恋人である彼女に自殺を強要し、冷酷な処刑を課す。 | 監督:鈴木敏郎 共演:愛京子、多々良純、広村芳子、渥美国泰、美川陽一郎、新橋耐子、佐々木孝丸 |
26 | 1966.3.31 | 政、財界の大物をなで切りにして、完全な復しゅうをとげたものの、なぜか稲村の胸の中は…。 | 脚本:大和久守正、監督:鈴木敏郎 共演:多々良純、楠侑子、美川陽一郎、御木本伸介、青野平義、佐々木孝丸、中村哲 |