-- トラウマの天知茂 --

「夜の主役」放映リスト

放送年月日 タイトル 監督
脚本(脚色)
共演 あらすじ(朝日・読売・毎日新聞引用) 感想
1 1968.7.30 狙ったのは誰だ! 鈴木敏郎
宮川一郎
佐藤慶
藤岡琢也
北林早苗
応蘭芳
天田俊明
清水将夫
【地下銀行の悪行にいどむ弁護士 天知茂シリーズ第2作】「一匹狼」のあとをうけて、きょうからスタートする「天知茂主演シリーズ」第二作、現代社会の悪を追求撲滅するサスペンス・ドラマ。企業戦争にまきこまれた弁護士尾形(天知茂)をおそう孤独と恐怖……、裏で企業を支配する“地下銀行”の冷酷さ、そして、こうした悪の正体に挑戦していく尾形の姿を描く。伊東法律事務所に勤める気鋭の弁護士、尾形修二は、突然襲った車の事故で乗せていた恩師伊東弁護士を死なせてしまった。このため尾形は重過失致死罪に問われ、弁護士の資格をはく奪され、しかも恋人である伊東弁護士の娘しのぶ(北林早苗)との結婚も断念しなければならなかった。尾形は何者かに、この事故のワナをかけられたのだ……。/(夕刊)尾形は仕組まれた事故で同乗の恩師伊東弁護士を死なせ、弁護士の資格を失う。何者のワナ?悪の正体と戦っていく。/(大阪版)邦光史郎のサスペンス・ドラマ。恩師伊東弁護士を車の事故で死なせてしまった弁護士尾形(天知茂)は、弁護士の世界から追放され、恋人である恩師の娘しのぶ(北林早苗)との結婚も断念する。尾形は何者かによって仕組まれたこの事故のワナを追って夜の世界にたくましく生きながら、悪の正体に挑戦していく……。/(毎日)【弁護士と現代の非情】今夜から日本テレビに、天知茂主演シリーズの「夜の主役」がスタートする。邦光史郎が天知茂のために書いた最新作で、現代社会の悪を追求するサスペンス・ドラマ。企業戦争に巻き込まれた弁護士を襲う孤独と恐怖、さらに裏で企業を支配する“地下銀行”などの新鮮な題材で非情の世界を描く。尾形修二(天知茂)の運転する車で箱根に向かおうとした伊東弁護士(清水将夫)のもとに大東商事の社長・轟康成(内田朝雄)から電話がかかり、至急の用件で途中リベラというレストランに寄ってくれという。轟が自ら迎え、尾形に秘書の香織(応蘭芳)を紹介して要談する。話を終えて箱根へ再び向かった車が事故にあい、ブレーキの故障からダンプにぶるかり伊東弁護士を死なせてしまう。裁判で重過失致死罪に問われた尾形は、弁護士の資格を奪われる。/(毎日夕刊)尾形弁護士は自分は交通事故で恩師を失い、弁護士の肩書もはく奪されるが、仕組まれた事故の背後にある悪に挑戦する。
2 1968.8.6 助手席の女 柳田博美
宮川一郎
佐藤慶
藤岡琢也
富士真奈美
北林早苗
寺田農
三宅邦子
(夕刊)尾形はまず衝突したダンプ運転手を捜し出し来合わせた美佐子をマーク、ブレーキオイルを抜取った中杉を突止める。/(大阪版夕刊)【こんばんは*「夜の主役」の天知茂】恩師を死にいたらしめたため、重過失致死罪に問われ、弁護士の資格をはく奪されるとともに、愛する女性とまで別れなければならなくなった尾形という男を演じています。尾形は、何者かによって仕組まれたこのわなを追って、夜の世界にたくましく生きながら「悪」の正体に挑戦していきます。「一匹狼」では刑事、こんどは弁護士と、それぞれその職を追われた男の役です。いずれも「悪」をあばき、住みよい社会の実現をめざしているという共通点がありますね。ボクは、このような“逆境”にありながらも、自己の信念を貫いて生きていくような男にはひかれます。“天知茂主演シリーズ”なんてキャッチフレーズをつけられているのですから、どんなことがあってもがんばります。いまのところ、テレビはこの作品にしぼっています。
3 1968.8.13 消えた三億六千万円 鈴木敏郎
宮川一郎
佐藤慶
藤岡琢也
北林早苗
稲垣美穂子
応蘭芳
天田俊明
三宅邦子
梅津栄
【消えた三億六千万円】尾形修二(天知茂)の大学時代の友人で広洋商事に勤める安西(渡辺文雄)が、ヤミ貿易の決済金三億六千万円の現金をトランクにつめて地下銀行に運ぶ途中すり変えられてしまった。安西はまもなく原因不明のナゾの水死体になって油壺の海に浮ぶ……。/(夕刊)尾形の敵、大東産業のライバル会社の安西が大金を運ぶ途中、金を盗まれ、油壺に死体が浮んだ。安西は尾形の学友。/(大阪版)尾形の学生時代の友人安西(渡辺文雄)がヤミ貿易の決済金三億六千万円の現金をトランクにつめて運ぶ途中すりかえられた。尾形は安西に相談をもちかけられるが、その翌朝、油壺の海岸に安西の死体が浮んだ……。/(毎日)【消えた三億六千万円】】尾形修二(天知茂)の大学時代の友人で広洋商事に勤める安西(渡辺文雄=野村と二役)が、地下銀行に収めるヤミ貿易の決済金三億六千万円をトランクで運ぶ途中、トランクをすりかえられる。困った安西は尾形を訪れ、すべてを打ち明けて帰ったが、その翌日、三浦半島の油壺に安西の死体が浮かんだ。警察は水死の扱いをとったが、地下銀行をとりまく広洋商事のライバル会社に大東産業のあることを安西から聞いていた尾形は、安西の水死が、自分から弁護士の資格をうばった見えない敵につながっていると確信、事件の捜査に踏みだす。そして安西が死んだあと不審な行動を続ける安西の妻よし子(稲垣美穂子)を問いつめたが……。
4 1968.8.20 殺意の背景 鈴木敏郎
宮川一郎
佐藤慶
藤岡琢也
渡辺文雄
稲垣美穂子
北林早苗
応蘭芳
内田朝雄
梅津栄
(大阪版)地下銀行に納めるはずの現金三億六千万円入りのトランクをすりかえられた安西は水死体となって油壺の海に沈んだ。尾形はこの地下銀行をとりまく黒い渦のなかに自分をおとし入れたワナの正体が隠されているのではないかと地下銀行へ二度目の現金運びの役目を買って入りこむ。案の定、そこには意外なことが用意されていた。/(毎日夕刊)地下銀行をとりまく黒いウズの中に、自分をおとしいれたワナの正体があるのではないかと、尾形は金の運び屋となり敵の本拠へ潜入。
5 1968.8.27 あの日は終った 柳田博美
佐々木守
佐藤慶
藤岡琢也
北林早苗
岩本多代
今井健二
三宅邦子
内田朝雄
田口計
【巧妙なワナ】元弁護士尾形(天知茂)は、次第に姿なき悪の正体に近づいていくが、敵のワナはますます巧妙にますます悪逆に仕組まれる……。ふとしたことから北川(佐藤慶)の行動に不審を抱いた加代(三宅邦子)が北川にホテルのレストランに招かれ、毒殺されてしまった。しかも、女の声で同じ時刻にホテルの現場に呼寄せられていた尾形が、毒殺犯の容疑者としてつかまってしまう。/(夕刊)北川を不審に思う加代夫人は北川に招かれ毒殺される。現場におびきだされた尾形は犯人にされるが、目撃者を追う。/(大阪版)伊東弁護士の未亡人加代(三宅邦子)が北川にホテルのレストランに招かれ毒殺される。女の声の電話で、同じホテルの現場に来合わせた尾形は毒殺犯の容疑者として警察に連行された。あまりにもうまく情況がそろっていることに疑いをもった捜査主任の計らいで尾形は警察を出ることができたが、尾形は凶行現場の目撃者を捜して名古屋へ行く。
6 1968.9.3 青い夏の終り (不明) 佐藤慶
藤岡琢也
北林早苗
今井健二
桜井浩子
朝倉宏二
(夕刊)加代夫人毒殺の現場に、フーテン族のヨーコがいた。証言を求めた尾形に10万円を要求、更に北川にも10万円求める。/(毎日)【無実の証明に十万円】しのぶの母・伊東加代毒殺の犯人として疑われた尾形(天知茂)は真木美矢子の出現で自分の潔白が証明できると喜んだが、彼女の記憶はあやふやで役に立たなかった。ところが現場にもう一人、ヨーコ(桜井浩子)という少女がいたことがわかって再び尾形の活躍がはじまる。ヨーコは尾形の話を聞いて十万円を要求する。金をやったのでは無実の証明にはならず、尾形は要求をはねつける。
7 1968.9.10 復讐の森 (不明)
宮川一郎
佐藤慶
藤岡琢也
藤村志保
北林早苗
今井健二
天田俊明
奥野匡
内田朝雄
【現場にいた三人目の目撃者】今回は、恩師の夫人、伊東加代毒殺の犯行現場にいた三人目の目撃者、産業スパイの野崎京子(藤村志保)を追う尾形修二(天知茂)の苦心の捜査ぶりを描く。京子のマンションを訪ねた尾形は外出する京子のあとを追って羽田空港へ。ロビーで飛鳥産業の井田(奥野匡)を何者かに紹介する京子の様子をひそかにうかがったが、その尾形を黒メガネの男がじっと見ていることに気づかなかった。/(夕刊)事件当夜のもう一人の目撃者…野崎京子を追って尾形は羽田空港へ。京子は飛鳥産業の井田と組む産業スパイだった。/(大阪版)恩師の夫人、伊東加代が毒殺された犯行現場にいた三人目の目撃者、野崎京子(藤村志保)を追って尾形の捜査が続けられる。京子は産業スパイで井田とともに飛鳥産業の脱税を証明するかくし帳簿を利用して巨額の金をせしめようとしていた。尾形は京子を説得して自分のアリバイを実証してもらおうとするが、京子も井田も事件の夜、犯行現場にいた事を強く否定する…。/(毎日夕刊)加代夫人毒殺の犯行現場にいた三人目の目撃者、産業スパイの野崎京子を追う尾形修二の苦心の捜査ぶりを描く。
8 1968.9.17 聖女狩り (不明) 北林早苗
田島和子
北原義郎
天田俊明
美川陽一郎
久米明
(夕刊)毒殺現場に社長夫人令子と林もいた。尾形は令子に誘われ琵琶湖へ。追う林は令子の身代わりに服毒、裏切られた男だ。/(大阪版)保険Gメン杉山(夏木章)の知らせで伊東夫人毒殺現場にいあわせたもう一組の目撃者がわかった。女の名は吉野令子(田島和子)で、ある大会社の若社長夫人だ。東京駅で尾行の尾形に突然声をかけた彼女は、琵琶湖畔のホテルに尾形をさそうが、そこで令子を追ってきた林謙二(北原義郎)という暗い過去をもつ男と出会う。殺しの現場にいたのが林と令子の二人だったのだ…。/(毎日)【不可解な社長夫人】保険Gメンの杉山(夏木章)の知らせで、伊東夫人毒殺現場に居合わせた、もう一組の目撃者がわかり、尾形(天知茂)は勇躍した。女の方は吉野令子(田島和子)という、ある大会社の若社長の奥さんだったが、尾形が捜査をはじめると、どうも令子の行動に不審な点が多かった。ある日、東京駅で、その令子を尾行していた尾形は、突然彼女から声をかけられ、琵琶湖畔の大津のホテルに誘われた。/(毎日夕刊)伊東加代夫人毒殺現場の四人目の目撃者、吉野令子、林謙二の二人を追う尾形の活躍ぶり。
9 1968.9.24 死神の棲む街 (不明)
佐々木守
佐藤慶
北林早苗
松岡きっこ
河原崎健三
今井健二
天田俊明
穂積隆信
内田朝雄
【毒殺犯人にされて】元暴力団の安城商事社長(穂積隆信)が、伊東夫人毒殺の現場にいたことがわかり、尾形(天知茂)は彼の証言を得ようとはかる。同じく安城の存在を知った尾形の敵、北川(佐藤慶)は逆に安城を警察に出頭させ、毒殺犯人は尾形だと証言させた。このためついに尾形の逮捕状が出た。/(大阪版)伊東夫人毒殺現場の五人目の目撃者安城(穂積隆信)は北川にそそのかされ、尾形に不利な証言をしたため尾形は逮捕状をつきつけられ、逃走するはめになる。安城に食い下がって無実の証言を得ようとする尾形は、安城の遠縁の娘ユリ(松岡きっこ)を知ったが…。/(毎日)【助けを求める娘】伊東夫人毒殺現場の五人目の目撃者、元暴力団の安城(穂積隆信)が北川(佐藤慶)にそそのかされて毒殺犯人は尾形(天知茂)だと偽証したため、尾形に逮捕状が出された。そして警官や刑事たちの目は、尾形の姿を求めて光った。尾形は、その間を縫って安城に食い下がり、自分の無罪を証言させようとするうちに、安城の遠縁に当たる娘ユリ(松岡きっこ)を知った。ユリは恋人の純(河原崎健三)と安城のもとを逃げようとして尾形に助けを求めてきた。/(毎日夕刊)伊東夫人毒殺現場の五人目の目撃者・安城が北川にそそのかされて偽証したため、尾形に逮捕状が出され、尾形は窮地に。
10 1968.10.1 暗い掟の女 鈴木敏郎
白井更生
佐藤慶
北林早苗
八木昌子
今井健二
内田朝雄
美川陽一郎
11 1968.10.8 にんげん市場 (不明) 渚まゆみ
殿山泰司
今井健二
北林早苗
天田俊明
梅津栄
(夕刊)新しい目撃者イタリア人アンデルスの情報を得た尾形は、刑事に見つかり足を撃たれ、新進歌手恋まち子に救われる。
12 1968.10.15 三人の侵入者 (不明) 佐藤慶
佐藤友美
北林早苗
川合伸旺
山本麟一
土屋靖雄
13 1968.10.22 夜と昼の死角 (不明) 佐藤慶
藤岡琢也
ホキ徳田
北林早苗
今井健二
内田朝雄
(夕刊)毒殺現場へ自分を呼出した女ナナを突止めた尾形は、警察につかまるが、そのナナは伊東夫人と同じ毒薬で殺された。/(大阪版)伊東夫人が毒殺された日、尾形(天知茂)を電話で呼出したのが女であることがわかり、苦心の末、尾形はその女の所在をつきとめた。女はナナ(ホキ徳田)で、マンションで春をひさぐ女だった。尾形の動きを知った北川(佐藤慶)は轟(内田朝雄)を使ってナナの口を封じようとする。ヘンリー・ミラー夫人のホキ徳田がみもの。
14 1968.10.29 美しき鬼 (不明) 野際陽子
佐藤慶
藤岡琢也
北林早苗
内田朝雄
保科三良
蜷川幸雄
(夕刊)北川と密貿易で結ぶ横倉が女のため足を洗おうとする。知りすぎた横倉をねらう北川と尾形。/(毎日夕刊)密輸のの全容を知っている横倉をねらって尾形と北川一味が火花をちらす。
15 1968.11.5 幻のペンダント 宮下泰彦
(不明)
弓恵子
小林トシ子
青木和子
袋正
内田朝雄
梅津栄
(夕刊)尾形は恩師が死の直前渡したペンダントを思い出し、工芸家小山竜子の陰の作者、酒場のピアノひき康子を突止める。/(大阪版)亡き恩師伊東弁護士が死の直前尾形(天知茂)に託したペンダントを手がかりに尾形は自らのぬれ衣を晴らそうと必死の捜査をはじめた。ペンダントの作者竜子(弓恵子)に暗い影を感じ尾行する。竜子が地下酒場で話していたピアノひきの若い女が竜子の作品を作っていることをつき止める。
16 1968.11.12 追いつめた果てに 阿部毅
石松愛弘、野口賀津雄
佐藤慶
北林早苗
国景子
内田朝雄
美川陽一郎
【一億円の入金伝票】尾形(天知茂)は花井(美川陽一郎)をさぐるために、花井の伝票を集めた。そのなかに、茜土地不動産から花井に支払われた一億円の入金伝票があった。尾形は追求にのり出したが、そのとき、バーのマダム、冴子(国景子)が接近、伝票をとりもどそうとした。冴子のパトロンは茜土地不動産の社長、水島(金内吉男)だった。
17 1968.11.19 謎を信じるのは誰だ? 鈴木敏郎
(不明)
小畠絹子
真山知子
藤岡琢也
内田朝雄
梅津栄
(夕刊)尾形は轟ら密輸組織の一味、恭子に近づく。恭子姉妹は轟らに両親を殺された報復をねらう。/(大阪版)山野恭子(小畠絹子)は大野木が育てたスパイの一人だが、その行動はナゾが多くて、尾形(天知茂)を悩ませる。実は彼女は、妹信江(真山知子)とともに、亡父の復しゅうのため、北川や轟をねらっているのだった。その計画を中止させようとして危機におちいる尾形の苦心を描く。/(毎日)【美しいスパイ】尾形(天知茂)は大野木憲正(藤岡琢也)の紹介で、北川一味の一人、山野恭子(小畠絹子)と接した。恭子は大野木が育てたスパイの一人だった。彼女は北川から轟に出される指令などをこまかく知らせてきたが、その恭子と接してから尾形は、不思議と危機に立った。尾形は彼女の身辺を洗った。その結果、過去の事件記録から恭子の父は、岡山県児島臨海工業地帯土地買収反対同盟の事務長で、ある日その父を母が強盗におそわれ惨殺され、そのときカゲで買収を進めていたのが北川と轟だったということを知った。
18 1968.11.26 泥の海に消えた (不明) 新井茂子
内田朝雄
戸浦六宏
菅貫太郎
美川陽一郎
(夕刊)北川の会社の船が沈み、機関士だけ助かる。積荷は轟のもの。犯罪を直感、確証を追う尾形。/(大阪版)尾形(天知茂)は北川に関する新しい情報をつかんだ。北川の経営する大東商事の船が沈み、十五人の男が水死した、というのだ。尾形は死んだ船長の娘あき子(新井茂子)と下田へ行き、予想通り保険金目当てであることを突止める。貨物船沈没事件のからくりをあばく尾形の活動を描く。
19 1968.12.3 冬の慟哭 (不明) 佐藤慶
内田朝雄
桜井啓子
南寿美子
美川陽一郎
梅津栄
宮口二郎
(夕刊)北川と轟の離反をねらい、尾形は大東商事から地下銀行へ運ぶ金を奪う。二人の間は険悪化…。/(大阪版)地下銀行復徳公司が大東商事との取引に利用した集団就職の娘由美子(桜井啓子)と知合った尾形(天知茂)は、彼女のたすけで大東商事から地下銀行に運ばれるばく大な現金を手に入れる。北川(佐藤慶)の轟(内田朝雄)への憎悪が燃えあがり、尾形の計画は着々と実ってきた。/(毎日)【集団就職娘が協力】一歩一歩、北川(佐藤慶)を追いつめてゆく尾形(天知茂)は、そのための手段として、北川と轟(内田朝雄)のコンビにくさびを打ちこもうと決意する。そうしたある日、たまたま地下銀行復徳公司が大東商事との取引に利用した集団就職の娘・由美子(桜井啓子)と知りあい、尾形は彼女の助けで、大東商事から地下銀行に運ばれる巨額の現金を二度までも手に入れることができた。/(毎日夕刊)大東商事から地下銀行に運ばれる巨額の現金を尾形は手に入れ、北川と轟の関係へクサビを入れる。
20 1968.12.10 燃えるペンダント (不明) 佐藤慶
北林早苗
三津田健
川辺久造
久米明
梅津栄
伊東弁護士の遺品のペンダントと同じものがクラブのママ晶子のもとに…尾形と北川の争い。/(大阪)恩師伊東弁護士が死に臨んで尾形(天知茂)に残したペンダントの秘密を、尾形と北川(佐藤慶)はほとんど同時にとく。ペンダントは同じものが二つあり、隠されたもう一つに重大なカギがあるらしい。それをクラブ「がじゅまる」のママ具志野晶子(稲野和子)が持っていることを突きとめる。
21 1968.12.17 影はうごめく (不明)
佐々木守
佐藤慶
岸久美子
河野秋武
美川陽一郎
梅津栄
溝口舜亮
【北川へ報復のとき】尾形(天知茂)がいよいよ北川(佐藤慶)に対して報復するときがやってきた。石原コンツェルンの会長から八千万円の金策を頼まれた北川が、影の組織を動員して多量の麻薬密輸をはかる。尾形はただひとり、この組織の中にとびこんで北川の野望をつぶそうと戦う――。/(夕刊)北川を追詰める尾形は、石原財閥に近づく代償の八千万円調達に、大量を麻薬密輸をねらう北川らの本拠を突止める。
22 1968.12.24 バラは血の色 (不明) 佐藤慶
原知佐子
柴田佳子
柳永二郎
河野秋武
中村敦夫
梅津栄
美川陽一郎
(夕刊)北川と大東産業宇佐美社長のきずなを断つため、尾形は宇佐美長男の醜聞と株買占めを工作。/(大阪版)北川(佐藤慶)に恨みをいだく尾形(天知茂)は、北川と彼の擁護者宇佐美社長(柳永二郎)の仲をさこうと動き始めた。目をつけたのはコールガール奈美(原知佐子)。彼女の父は北川のため自殺に追いやられた。尾形は奈美を宇佐美の長男卓也(中村敦夫)に近づけ、一家の離反を図ろうとする。
23 1968.12.31 凍てついた春 鈴木敏郎
(不明)
山東昭子
柳川慶子
佐藤慶
北林早苗
深山ゆり
藤岡琢也
(大阪版)静まりかえった年の瀬の町を尾形(天知茂)は一人さまよう。一軒のバーをみつけて中に入ると女が一人。その女、美弥子(柳川慶子)は十年前、赤線の女として働いており、今夜このバーで五人の元同輩と会う約束をしているという。尾形はいつかこの女たちの渦にまきこまれていった…。
24 1969.1.7 情無用の片道切符 (不明) 岸本教子
久米明
天田俊明
高橋長英
見明凡太郎
舟橋元
(夕刊)北川の腹心佐伯が報復最後の敵だ。尾形は大東産業浜松工場長の、野心的な夫人に接近、佐伯に決定的打撃を与える。/(大阪版)執ような尾形(天知茂)の報復をうけて敵は次々と倒れ、残るは佐伯弁護士(久米明)だけとなった。佐伯が浜松に向かったことを知った尾形は秘かにあとをつけ、大東産業の浜松工場長をそそのかし八千万円の横領をしようとしている佐伯の動きをつかんだ。高橋長英、岸本教子がゲスト出演する。
25 1969.1.14 花の虚像 宮下泰彦
(不明)
佐藤慶
北林早苗
河野秋武
石原祐利子
梅津栄
美川陽一郎
(夕刊)尾形は石原コンツェルン会長の一人娘幹子を利用し、石原と北川の離反を図るが、純情な幹子に強くひかれてしまう。
26 1969.1.21 真夜中のララバイ (不明) 佐藤慶
北林早苗
藤岡琢也
梅津栄
伊沢一郎
(夕刊)石原に大東産業を売渡す北川の陰謀は栗林専務の裏切りで失敗、孤立の北川は尾形に伊東弁護士夫妻殺しを自白する。/(大阪版)最終回。身に覚えのない恩師殺しの汚名をきせられたため、弁護士としての幸福な生活を追われた尾形修二(天知茂)は、冷たい夜の世界に身をひそめながら自分をワナにはめたナゾを追いつめ、ついにその正体に突当る。北川荘平(佐藤慶)こそ恩師殺しの真犯人だった。/(毎日)【あばかれた悪の正体】主役の天知茂をはじめ佐藤慶、藤岡琢也、北林早苗などレギュラーが顔をそろえて、ついに尾形(天知茂)が、自分をワナにはめた者の正体をあばくまでを描く最終回「真夜中のララバイ」。

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