明智先生ファッション劇場〜その１６：白い乳房の美女

	細かい格子のツイードっぽい三つ揃い。襟だけでなく袖口もぱりっぱりです。ちなみに咥えているのはキセルじゃなくてボールペン。
	美術館の入り口でただならぬ様子のヒロインを見て眉をひそめる明智探偵事務所の御一行。[5]ではプレイボーイに着こなしていたジャケット（[12]にもあり）を、ブラウンのベスト＆ズボンに合わせています。でもって顔のドーランも合わせたのかどうか、いつもより濃いお顔のセンセイです。すべてをブラウンで揃える中、ネクタイに強烈なブルーを持ってくるあたりのセンスはマネできません。
	こんどは背広がブルー。ワイシャツはちょっと見えにくいですが、[10]（2枚目）と同じく地模様の刺繍がオシャレなものだと思われます。
	濃紺の下地に赤と緑の線が交差しているネクタイの全景。右にいるのは怪人物にみえてその実3枚目キャラだった綿貫創人（そうじん）役の蟹江敬三さん。
	OPと同じ三つ揃い。さっきのジャケットに似ていますが違います。この時期、こういう色＆柄がお好みだったのでしょうか。ネクタイは[14]でも着用。
	先ほどの背広を脱いで沈思黙考中のセンセイを背後から襲ってみました。デスクにあるのは送られてきたピエロの人形。
	ベストのポケットになにか入れているようで、キラキラしています。変装小道具？
	松吉＠黒蜥蜴チックな怪しい爺さんに化けていたかと思いきや、ターゲットは蟹江さんでした。ほっぺの糊がちょっぴりわざとらしいような。
	いつもは犯人を見据える先生ですが、今回は変装を見破ってくれなかった浪越警部（荒井注さん）を見つめています（拗ねてるわけではないと思います）。
	がばっと変装を解くと「そうこなくっちゃあ！」な白スーツ。ネクタイは[15]のラストと同じゴージャス柄です。
	そして胸には明智の「A」。白い明智ブレザーは[4]でも見られましたが、イニシャルのデザインが違うのでおしゃれに新調したようです。
	【番外編：ピエロとセンセイ】 地獄の道化師から送られてきたピエロを手に取り推理を組み立てているセンセイ。そっと包み込むように持つ両手が実に乙女チックなので載せてしまいました。うらやましいぞピエロ。